2016年01月25日

最後に

このサイトを立ち上げ記事を書いている最中に、芸能人が主幹する麻雀リーグのネット放送があったのですが、その放送内で、将棋ファンの私からするととても衝撃的なシーンが流れていました。
それは、芸能人の方が出演するほとんどのプロ雀士を呼び捨てにしていたことです。
プロ雀士より芸能人の方が年齢が上なのでしょうが、将棋界でこのようなシーンを見ることは、まず100%あり得ません。
将棋の場合、たとえ社会経験のない10代の人であろうと、プロになった時点で“先生”として扱われます。
個人的関係から、プロ棋士側が呼び捨てで呼ぶことを了承していても、公の場でそれをすることは、ファンや関係者が許しません。(プロ棋士がプロ棋士を呼ぶ場合その限りではありませんが)

別に、プロ雀士を呼び捨てにしていた芸能人を批判したいわけではありません。
私だって、昨日今日プロになったばかりの女流雀士に対し先生と呼ぶ気には到底なれないのが本音です。
この問題の由来は、いままで私が指摘してきた要因などにより、麻雀及びプロ雀士の地位が低いことにあると思います。
ここまで私は、将棋ファンから見ておかしいと思う麻雀界の不思議を洗い出し、または厳しく指摘もしてきました。
何故そのようなことをしたかと問われれば、それはひとえに、麻雀及びプロ雀士の社会的地位向上を願ってのことなのです。
麻雀界が、私の提言してきたことを真剣に考えてくれれば、時間はかかるでしょうが、自ずと麻雀やプロ雀士の地位は上がっていくと思います。

が、しかしです。

そもそも麻雀界の人たちは、麻雀やプロ雀士の社会的地位の向上を望んでいるのでしょうか?
私が提言してきたことを実施すれば、プロ雀士の人数は1/10以下になるかもしれませんし、更には潰れる雀荘も多数出てくるかもしれません。
つまり、麻雀が持つ経済規模は縮小してしまう可能性が高く、このようなことを麻雀業界に携わる人達が望んでいるとは到底思えません。

現状でも雀荘は全国に多数あり、それなりに経営されています。
麻雀漫画などはジャンルとして十分確立しており、多くの読者を抱えています。
このような状況を大幅に変えてまで、時間のかかる改革を望む人は少ないはずです。

つまり、麻雀やプロ雀士の地位が上がることが、麻雀業界にプラスになるとは限らないのです。

個人的には、むしろマイナスになる可能性の方が高いと思っています。
そもそも麻雀界の最大の支持層はギャンブルが好きな人々であり、実際に麻雀界を支えてるのは、私のような麻雀を純粋な頭脳ゲームとして捉えている人間ではなく、麻雀をギャンブルとして行いフリー雀荘に通っている人たちです。
漫画などに影響され、麻雀や雀士にアウトローな雰囲気を望む傾向も強いことでしょう。
ギャンブルやアウトローの世界好む人も世の中にはそれなりにいて、おそらくそのような人たちは、麻雀に競技性や法令遵守などの問題改善を求めていないと思われます。

私の場合は、将棋などの頭脳ゲームが好きだったため、麻雀も最初から頭脳ゲームとして捉えていましたが、このような人間はむしろ少数派なはずです。
その点を考えれば、麻雀を競技として捉え、麻雀の競技性を高めたりプロ雀士に競技者としての意識を求めようとすること自体が、ズレているのかもしれません。

正直言えば、日本将棋連盟も、新聞社が支援をやめたら積み上げてきたものが一気に崩れ去るほど不安定な状態で運営されています。
そう考えれば、日本将棋連盟が、いつ全日本かるた協会や日本オセロ連盟などのアマチュア組織になってしまってもおかしくはなく、競技麻雀界が目指すものが、将棋や囲碁のプロ組織である必要もそもそもないのだと思われます。


麻雀が賭博として扱われ、更に純粋な競技として成り立ちづらいのは運の要素が強いためです。
そのため麻雀は、素人でもプロに勝つことができます。
これは決して悪いことではなく、むしろ麻雀の良い部分だと思います。
運の要素のない将棋では、プロ棋士と平手(駒の初期配置が同じ状態)で指しても全く勝負にならず、面白い勝負はできません。

将棋ファンから考えれば、プロ雀士と一般人が一緒に卓を囲め真剣勝負ができるということは、夢の様な話です。

そして、プロ雀士と一緒に卓を囲めるということは、賭け麻雀ができるフリー雀荘にプロ雀士が出向くこともある程度理解できますし、プロ雀士に実力以外のタレント性が求められることもある意味当たり前の話です。
更には、プロ雀士はそれなりの人数が必要になるでしょうし、そのためにはプロ試験の審査が甘くなることも致し方ないかと思います。
つまり、私が今まで麻雀界に対して指摘・批判してきたことのほとんどが否定されるです。

事実として、将棋の女流棋士より麻雀の女流雀士の方が、明らかに見た目の可愛い人が多いですし、話なども女流棋士より女流雀士の方がうまいケースがほとんどです。
そして何より競技麻雀界の方が楽しそうなのです。
小学生や中学生時代から時代から、ひたすら一対一の真剣勝負の世界に身を投じる将棋の棋士たちは、どこかギスギスしています。
ニコニコ生放送を見ても、麻雀関連の放送は、将棋界ではできないようなバラエティ豊かな番組作りがされています。
冒頭で明記した芸能人がプロ雀士を呼び捨てにしていた問題も、ザックバランな麻雀界ならでは現象なのかもしれません。


ただし、私が今まで提言してきたように、麻雀の競技性を高めたい思っているプロ雀士もいるでしょうし、そういった競技麻雀団体もあることでしょう。
そして、それを願う麻雀ファンも決して少なくはないと思います。
競技麻雀団体で言えば、101競技連盟や麻将連合-μ-などは、明らかに麻雀に競技性を求めているように感じます。
だったら、一層のことエンターテイメント志向のプロ団体と、競技志向プロ団体の2つに別れ、団体の統合を図ってみるというのも面白いかもしれません。

以上が、私の感じた麻雀界のおかしいと思った点と、それに対する将棋ファン側からの意見ですが、いずれにせよ、私が今まで書いてきたことは、一将棋ファンの麻雀界への戯言レベルな小さな意見と捉えていただければ幸いです。

記事一覧
はじめに
麻雀界の現状@ プロ雀士の知名度
麻雀界の現状A プロ雀士の収入
麻雀界の現状B 麻雀の人気(将棋と麻雀の人気比較)
麻雀界への提言@ 団体数を減らせ!!
麻雀界への提言A プロ雀士の人数を減らせ!!
麻雀界への提言B プロ試験を厳しくしろ!!
麻雀界への提言C リーグ戦の対局数を増やせ!!
麻雀界への提言D 成績をしっかり記録し公開しろ!!
麻雀界への提言E プロ雀士はプロフィールを公開しろ!!
麻雀界への提言F プロ雀士は賭け麻雀をやめろ!!
麻雀界への提言G 競技麻雀からオカルト思考を根絶せよ!!
麻雀界への提言H オカ・ウマを廃止しろ!!
麻雀界への提言I 麻雀のルールを統一せよ!!
最後に
posted by 国士無双 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 麻雀界への提言
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