2016年01月13日

麻雀界の現状A プロ雀士の収入

将棋の棋士は、プロになれば公式戦の対局をするだけで、一般サラリーマン以上の生活をすることができます。
最大のタイトル賞金は4200万円で、賞金総額が数億円以上の棋戦も複数存在しています。
そのため、トップ棋士になれば対局料だけで1億円以上も稼ぐことも可能になるのです。

しかも対局数の平均は年30局前後なので、対局以外の時間に様々な副業を行うことも可能です
企業や大学などへ将棋指導に行けば、多額の指導料を受け取ることができ、
七段の棋士に3時間以内の指導を受ける場合、指導料は108,000円(月1の定期なら81,000円)
九段の棋士に将棋大会(3時間以上)の審判員を頼む場合は、324,000円
と、プロ棋士の派遣料は、将棋連盟の規定で細かく決まっています。(7つあるタイトルホルダーにもなれば、派遣料は更に上がります。)

更に将棋関連の書籍は出版不況の現在にあっても、毎月何冊も発売される優良コンテンツになっており、本を書くことは棋士の副業として確立しています。
その他に、揮毫(サインのようなもの)というものを色紙や扇子に書けば、それが数千円から数万円で販売されますし、テレビなどのメディアやイベント出演、タイトル戦などの解説、将棋教室を開校など、プロ棋士がお金を稼ぐ術は多岐に渡ります。
※上記の例は一般的なプロ棋士の話で、別の基準でプロになる女流棋士の場合はここまで稼ぐことはできません。


一方、競技麻雀の大会は、優勝賞金300万円が最高額と言われています。
アマチュア雀士の方が多数参加する大会や、中国式のルールで行われる世界大会にはもっと高い賞金額もありますが、主にプロ雀士が出場する大会やリーグ戦では優勝賞金200万円や100万円が超高額の部類に入るようです。
いずれにせよ、2位以下の賞金は一気に下るので、麻雀の対局賞金だけで生活できる雀士は、賞金額の高い大会やリーグ戦に複数優勝した場合ぐらいしかないわけです。
もちろん毎年のように大会で優勝できるわけではないので、麻雀の対局賞金だけで生活できるプロ雀士は、1人もいないと言って過言ではありません。

かつて、複数のタイトル歴のある某トッププロ雀士が、15年で稼いだ賞金は400万程度しかなかったと書籍に書かれていました。
しかも、その内300万円はタイトルを複数獲った1年間で得たものとも書かれていたので、残りの14年間では100万円しか稼げていなかったということになります。
14年間で100万円という金額を月額に直すと6千円弱にしかならず、これでは高校生のお小遣いにも足りません。
プロ雀士になり団体に所属すると、年会費とリーグ戦の参加費などで年間10万円程度がかかると言われますが、月6000円の収入では収支はマイナスになってしまうのです。

『プロ=専門分野で生計を立てること』とするなら、“競技”麻雀の世界にプロはいないのかもしれません。

記事一覧
はじめに
麻雀界の現状@ プロ雀士の知名度
麻雀界の現状A プロ雀士の収入
麻雀界の現状B 麻雀の人気(将棋と麻雀の人気比較)
麻雀界への提言@ 団体数を減らせ!!
麻雀界への提言A プロ雀士の人数を減らせ!!
麻雀界への提言B プロ試験を厳しくしろ!!
麻雀界への提言C リーグ戦の対局数を増やせ!!
麻雀界への提言D 成績をしっかり記録し公開しろ!!
麻雀界への提言E プロ雀士はプロフィールを公開しろ!!
麻雀界への提言F プロ雀士は賭け麻雀をやめろ!!
麻雀界への提言G 競技麻雀からオカルト思考を根絶せよ!!
麻雀界への提言H オカ・ウマを廃止しろ!!
麻雀界への提言I 麻雀のルールを統一せよ!!
最後に
posted by 国士無双 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 麻雀界への提言
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