2016年01月21日

麻雀界への提言F プロ雀士は賭け麻雀をやめろ!!

雀荘で麻雀をする人の多くは、ギャンブル(賭博)として麻雀をしていると思います。
しかし刑法には、
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。
とあり、賭博が禁止されています。
ただ、この文章には続きがあり、
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
となっています。
この“一時の娯楽に供する物”の定義には議論があるのですが、裁判所の判断では、お金をかける行為の全てが賭博として扱われます。

このような法律があるため、日本の各業種業界は(法律で認められていない)ギャンブル・賭博の問題にかなり神経を尖らせています。
大相撲力士やプロ野球選手が賭博を行い、連日トップニュースとして扱われたことは記憶に新しいと思います。
将棋棋士でも、万が一賭け将棋をしていることなどが発覚したら、その時点でプロ棋士生命は終わる可能性が高いと思われます。

では、賭博と関係性の高い麻雀を生業とするプロ雀士の場合は、どのような状況になっているでしょう?
実は、フリー雀荘に在籍していたり(または経営していたり)、ゲストとしてフリー雀荘に訪れるプロ雀士は、普通に普通にお金をかけて麻雀をしています。
麻将連合-μ-のように、ギャンブルとしての麻雀を否定している団体もありますが、ほとんどのプロ雀士がお金をかけて麻雀をしているのが実態です。

それどころか、プロ雀士は賭け麻雀を一定の収入源としている節すらあるのです。
プロ雀士になれば平均以上の雀力はあるでしょうから、低額の賭け麻雀でも数をこなせばそれなりの収入にはなります。
プロ雀士は賞金だけでは食べていけないことは『麻雀界の現状A プロ雀士の収入』で説明しましたが、その代わりにフリー雀荘でお金を稼いでいるという実態が、ないとは言えない状況なのです。

相撲界や野球界が賭博で大きな問題になった事実と比べると、麻雀界の賭博に対する認識は相当甘く、一般社会の賭博に関する認識と比べてもかなり大きなギャップがあります。
賭博に関する法律自体が一般社会の感覚とズレているとも思えるので、一般人が“一時の娯楽に供する物”の範囲内で麻雀を賭け事にすることには、そこまで大きな批判はしません。(私自身はギャンブルで麻雀をしたことはありませんが)

しかし、プロ雀士が自分の本業である麻雀で賭けを行うのは言語道断です。

プロ野球の賭博問題の例を見ても、日本プロ野球機構が草野球の選手を賭博問題で処分するようなことはありません。
しかし野球界も相撲界も、自分が所轄している選手や力士が賭博をしていることが発覚したら、厳しい処分を下さなければなりません。
これは競技麻雀の団体も同じことでであり、麻雀賭博をしている人が団体内にいたら、本来、団体として厳しい処分を下さなければいけないはずなのです。

しかし、そんなことをしている競技麻雀の団体はありません。

それもそのはずで、競技麻雀団体に所属するプロ雀士たちは、代表や幹部に至るまで普通に賭け麻雀をしているのが実態なのです。
これでは、競技麻雀団体ではなく麻雀賭博集団です。
残念ながら、このような状況では、いくら人を感動させるような麻雀の勝負をしても、プロ雀士の社会的地位は上がらないでしょう。

プロ雀士とは、
賭博麻雀集団のことなのか
競技麻雀選手のことなのか
この点を今一度見つめ直し、競技麻雀団体は賭博や法令遵守に関して再考する必要があるかと思います。

ということで、麻雀界への第七の提言として、『プロ雀士は賭け麻雀をやめるべき』を掲げたいと思います。

記事一覧
はじめに
麻雀界の現状@ プロ雀士の知名度
麻雀界の現状A プロ雀士の収入
麻雀界の現状B 麻雀の人気(将棋と麻雀の人気比較)
麻雀界への提言@ 団体数を減らせ!!
麻雀界への提言A プロ雀士の人数を減らせ!!
麻雀界への提言B プロ試験を厳しくしろ!!
麻雀界への提言C リーグ戦の対局数を増やせ!!
麻雀界への提言D 成績をしっかり記録し公開しろ!!
麻雀界への提言E プロ雀士はプロフィールを公開しろ!!
麻雀界への提言F プロ雀士は賭け麻雀をやめろ!!
麻雀界への提言G 競技麻雀からオカルト思考を根絶せよ!!
麻雀界への提言H オカ・ウマを廃止しろ!!
麻雀界への提言I 麻雀のルールを統一せよ!!
最後に
posted by 国士無双 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 麻雀界への提言
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